Category : 懐かしいあの歌をもう一度

懐かしの大ヒット!一発屋が放った一瞬のかがやきに宿るパワー

現在ではCDの売り上げが落ち込んで、音楽業界自体が沈みがちのため音楽番組も減少傾向です。しかし1980年代のテレビは音楽番組無しでは語ることはできません。毎週「ザ・トップテン」「夜のヒットスタジオ」「ザ・ベストテン」など、人気音楽番組がたくさん放送されており、その中からお茶の間の誰もが知っている大ヒット曲が生まれていました。

"一発屋"と呼ばれてしまうほど、一曲のインパクトは大!

女性アイドル、男性アイドル、演歌歌手、ロックバンド、アイドル的なバンド、いろいろな歌手が登場しては消えていきましたが、そんな中でも強烈なインパクトを残すのがいわゆる一発屋です。

例えば、「完全無欠のロックンローラー」の大ヒットで有名になったのがアラジン。大所帯のロックバンドで、当時の感覚でも相当時代錯誤なビジュアルのリーゼント姿にサングラスのボーカリストが文字通りシンプルなロックンロールにのせて「ナァ ミンナ、オレってバリバリか?」という、今となっては恥ずかしいセリフが大流行しました。

一発屋の条件は誰もが曲を知っていること!

その他にも、「大都会」の大ヒットで一躍人気者になったクリスタルキングも有名です。彼らはその後アニメ『北斗の拳』の主題歌で再び脚光を浴びたので、一発屋というわけではないかもしれませんね。

ちなみに、ここでちょっとした豆知識を。『北斗の拳』のオープニング曲『愛を取り戻せ』を歌詞付きで見ていない方は、冒頭の歌詞を「YOU ARE SHOCK!」と思われているかも知れません。音だけを聴けばたしかに英語に聞こえるのですが、歌詞カードの表記は「YOUはショック!」。実は、ルー大柴ばりの和英混合語です。どちらでもあまり意味は変わらなそうなものですが、何かこだわりがあったのかも知れません。

今こそ見習いたいエネルギーと情熱

女性ボーカルでサングラス姿が印象的だったロックバンド、TOM CATの大ヒット曲「ふられ気分でRock'n Roll」もお茶の間にインパクトを与えました。「たかがRock'n RollされどRock'n Roll」という歌詞がこれまた流行りました。

それにしてもロックンロールが一発屋の条件みたいになっていますね。やはりロックンロールが持つエネルギーが一発屋と呼ばれるほどの楽曲への情熱と合わさってさらなる底力を生み出していたのかもしれません。

1980年代にはここでご紹介した以外に数多くの一発屋が存在します。花火のように大爆発をし、一瞬で消えていくスターたち。しかし彼らは確実に、私たちの胸に大きな感動や衝撃を残してくれました。いくら年齢を重ねても、一発屋ミュージシャンが生み出したパワーを見習いたいものですね。

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