Category : 大人への入口はここだった?

学校帰りは夕やけニャンニャン

1985年から1987年まで、毎週月曜から金曜まで、17:00~18:00にフジテレビ系で放送されていた『夕やけニャンニャン』。開始当初の司会はひょうきん族などで人気者だった 片岡鶴太郎と松本小雪の2人でした。この番組から多数のスターが生まれていったんです。

社会現象にもなったおニャン子クラブの登場

司会の松本小雪がずいぶん大人の女性に見えるほど、キャピキャピな若い女の子を集めたグループ、「おニャン子クラブ」は社会現象になるほどの人気を獲得しました。AKB48の先駆けと言っても過言ではありません。プロデュースは同じ秋元康がおこなっています。多くの女性メンバーを抱えて、ほとんどすべての男性の好みの娘がグループ内にいるようにして売り出していくという戦略を最初に実行したのが、このおニャン子クラブでした。その後モーニング娘。にその流れは引き継がれ、さらにAKB48を含む一連の女性グループアーティストにつながっています。

「ニャンニャン」から連想するなんとなくエッチな番組というイメージがあった

「ニャンニャン」という単語はティーン雑誌『セブンティーン』などでも使われており、セックスを示唆することばとしてすでに若者のあいだでは知れ渡っていました。それだけに番組タイトルからすでに普通の番組ではないことはアピールされていたといえます。

グループからソロデビューして卒業していく、という現在のAKB48がやっているステップアップの流れはすでにこの頃からおこなわれており、一番人気だった新田恵理をはじめ、国生さゆり、工藤静香、渡辺満理奈など、後の芸能界でも活躍するメンバーが生まれました。

ファンクラブも立ち上がり、多くのファンが加入してますます一代ムーブメントと化して行く反面、PTAなどからのクレームや反対運動的なものも生まれました。こうしてみると、AKB48の握手会に批判的な声が上がっているのも80年代のアイドル事情とあまり変化はないのかもしれませんね。うるさい大人は若者が何をしても気に喰わないのでしょう。

コントや漫才だけではないお笑いタレントの活動スタイルを作ったとんねるず

女性出演者だけでなく、とんねるずはこの番組を気に大ブレイクしてレコードデビューを飾るなど、コントや漫才だけではないお笑いタレントの活動のパイオニア的存在になったと言えます。素人の名物キャラクターも多く誕生したのも番組の特徴でした。

青春時代に見たテレビ番組はなかなか忘れられるものではありません。たまには「セーラー服を脱がさないで」なんて聴いてみると中高生の頃に帰れるはず。YouTubeで当時の映像を見てみるのも楽しいかもしれませんね。

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